【 参加レポート 】大阪・関西万博「TEAM EXPO パビリオン」で、「社会体験版おみせやさんごっこ」の活動を発表
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9月13日(土)、檸檬会は株式会社FPパートナー(以下、FPパートナー)と共同で制作した幼児向け金融教育プログラム「社会体験版おみせやさんごっこ」を、大阪・関西万博「TEAM EXPO パビリオン」にて発表を行いました。

当日のステージ発表には、副理事長の青木 、レイモンド花畑保育園(東京都足立区)の保育士・濵田 公栄、FPパートナーからは「お金博士」として活動する神谷 和佳さん、そしてプログラムの企画・運営を担当する杉本 絵吏さんが登壇。取り組みの背景や実際の現場で得られた学びや実践の効果、今後の展望について講演しました。

青木からはこのプログラムに込めた想いを、濵田からは保育施設でプログラムを実践する子どもたちのリアルな反応や様子を発表しました。

副理事長 青木のコメント
子どもたちが大好きな『おみせやさんごっこ』に金融教育の要素を加えることで、楽しみながら“お金の価値”や“経済のしくみ”を体験できるプログラムになりました。幼児期ならではの金融教育を通じて、自ら考え、判断し、行動する“生きる力”を育んでいきたいと考えています。
保育士:濵田の実践紹介
子どもたちは自分たちでオリジナル通貨をつくり、お手伝いで“お金を稼ぐ”体験をしました。『ありがとうって言われてうれしかった!』『もっとお仕事したい!』と積極的に行動する姿が見られ、学びが保育園から家庭へと広がっていきました。
さらに、発表の中では保護者からの声も紹介され、園内の活動が家庭での金銭教育や親子の対話にもつながっていることがわかります。
保護者からの声
- 「家でも自分からお手伝いをするようになった」
- 「お小遣いの使い方を考えるようになり、無駄遣いが減った」
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「働くことやお金の話を、親子で自然にできるようになった」
今後も檸檬会とFPパートナーは、幼児教育施設だけにとどまらず地域との連携を進め、将来的にはこのプログラムを日本発の幼児期における金融教育モデルとして世界へ発信していくことを目指していきます。
「社会体験版おみせやさんごっこ」について
「社会体験版おみせやさんごっこ」は、幼稚園・保育園・こども園に通う年長クラス(5・6歳)の幼児を対象とした体験型金融教育プログラムです。
子どもたちは「お金の成り立ち」「稼ぐこと」「使うこと」「買ってもらうこと」などを遊びの中で体験し、「お金の大切さ」や「働くことの意味」、さらに「保護者への感謝の気持ち」を育みます。
また、FPパートナーが主軸となってプログラムの全行程を実施することで、保育者の負担を軽減し、普段の保育に組み込みやすい内容となっています。
「TEAM EXPO 2025」について
「TEAM EXPO 2025」は、大阪・関西万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」の実現とSDGsの達成に向け、多様な人々がチームを組み共創による活動を展開する参加型プログラムです。企業、教育・研究機関、自治体、国際機関、NPO法人、各種団体、個人など、幅広い主体が共創を進めています。
▼詳しくはこちら
https://team.expo2025.or.jp/ja/index
檸檬会とFPパートナーが共同制作した、「 社会体験版おみせやさんごっこ 」の連載企画『「おみせやさんごっこ」から広がる未来へ 』がこの夏よりスタートしました!
プログラムの開発ストーリーや、保育施設で初めて実践に取り組んだ「はじまりのリアル」など、さまざまなエピソードを全7回にわたってお届けします。ぜひご覧ください!
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