【出張研修レポート】「子どもとともに探究する つながる保育®️」研修を、楽山会様の保育者向けに実施しました
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6月29日に、檸檬会の副理事長・青木一永による出張研修「子どもとともに探究する つながる保育®️」を、社会福祉法人 楽山会にて行いました。(※敬称略)
保育はこれまでになく「子どもの主体性」や「探究」が大きなキーワードになっています。檸檬会では子どもの興味関心を引き出し、探究を深めていく保育を「つながる保育®️」として法人内研修を行い、保育実践につなげています。
この研修を、他法人・他施設に訪問して開催する取り組みが始まりました。
今回は、東京都三鷹市にある社会福祉法人 楽山会よりご依頼いただき、「椎の実子供の家」にて出張研修を行いました。

<今回の出張研修レポート>
当日は「椎の実子供の家」「第二椎の実子供の家」の常務理事をはじめ、施設長、保育士、看護師、栄養士など50名を超える職員の方々にご参加いただきました。


◼️ 保育者自身が「やりたい」「楽しい」と感じる保育
この研修では、保育で大切にしたい「探究的な保育」の考え方や実践事例を学びます。
「子どものやりたいをどう引き出すか」
「発見や驚きをどう楽しむか」
ということを、保育者自身も楽しみながら実践につなげることを目指します。
「自主性と主体性の違いは?」
「参加と参画ってどう違う?」
という青木の問いかけから研修がスタートし、檸檬会の保育者の実践事例も紹介していきました。参加者は一人ひとりが自分なりに考え、また保育者同士の対話からさまざまな気づきを得られたようです。
◼️ ワークと対話で理解を深める「つながる保育®️」
研修は講義だけではありません。
2つのワークを通して、参加者が主体的に学ぶ時間もありました。
1つ目は「ウェブマップの作成」
遊びや活動のつながり、子どもに経験して欲しいことなどのアイディアや気づきを可視化します。ウェブマップをシェアする時間には、さまざまな意見が交わされていました。

2つ目は「オープン・クエスチョンを使ったロールプレイング」
「はい/いいえ」だけで終わらないように、子どもの言葉を引き出す問いかけを考え、対話のシミュレーションをしました。「むずかしい…」という声もありましたが、実践に向けた一歩として、手応えを感じられたようです。

和やかな雰囲気で進んだ90分の研修を終えて、このような感想が寄せられました。
「乳児にとっての主体性というのは難しいと思っていたけれど、声の掛け方ひとつでつながっていることを知りました」
「オープン・クエスチョンを明日から意識してみたい」
今回の研修では、保育現場で大切にしたい「子どもとともに探究する つながる保育®️」について学び合う時間となりました。檸檬会では約80施設の施設運営で培ったノウハウをお伝えするとともに、保育の質向上、探究的な保育につながる学びの機会を提供して参ります。
▼椎の実子供の家 ホームページ
https://shiinomi-kodomonoie.com
◆ 檸檬会の出張研修ご案内 ◆
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檸檬会では、主体的で探究的な保育を「つながる保育 ®️ 」として実践し、法人研修を行っています。その研修を、貴園の保育者向けに出張訪問して開催いたします。
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副理事長をはじめ経験豊富な講師による、わかりやすく、楽しみながら学べる内容です。
- 補助金(「東京都すくわくプログラム」など)をご活用いただけます。
- 全国にて対応可。まずはお気軽にお問い合わせください。
▼詳細はこちら
https://www.lemonkai.or.jp/information/2025/05/01/22523/
▼お申し込みhttps://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScFh71oq_2XCZ4ZiuOqPGI3YprXWGjkSaRqeSqYWcE5Mvwaew/viewform