保育の枠を超え、地域と社会の未来を考える。全国の仲間と巡る「和歌山視察ツアー」レポート
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2026年5月21日から22日にかけて、全国から約20名の保育・教育・福祉に携わる関係者が和歌山に集まり、1泊2日の視察ツアーを開催しました。
今回のツアーは、単なる保育施設見学にとどまらず、保育という枠を超えて「これからの社会や地域をどうつくっていくか、どう支えていくか」という、より大きな視点でこれからの未来を考える時間となりました。
レイモンドこども園
■ 1日目|檸檬会が運営する施設へ(誰もが共に生きる社会について考える)
1日目は、私たち社会福祉法人檸檬会が運営する「レイモンドこども園」の視察からスタートしました。園舎をご案内しながら、子どもたちが主体的に遊び込める環境づくりなどをご覧いただきました。
レイモンドこども園
さかい珈琲紀の川店(レイモンドマーケット紀の川)
さらに今回は、保育の領域だけでなく、檸檬会が地域で展開する福祉の現場へも足を運びました。
障がいのある方の暮らしを支える障がい者グループホーム「レイモンドハウス」をはじめ、障がいのある方も共に働く場所として、レイモンドマーケット紀の川が就労継続支援A型として運営する「さかい珈琲紀の川店」を視察。参加者の皆さんには客席に座っていただき、実際にお客様の立場で店舗の雰囲気を体験していただきました。
レイモンドハウスⅠ(ワン)
レイモンドハウスⅠ(ワン)利用者の方と一緒に住んでいるマイクロ豚の「ねじ君」
見学の後は、長時間にわたるディスカッションを実施。
檸檬会がなぜ障がい福祉や就労支援に取り組むのか、その背景にある「ソーシャルインクルージョン(社会的包摂)」への想いを共有し、参加者それぞれの視点から、地域社会における福祉のあり方について活発な意見が交わされました。
振り返り会:ディスカッション
■ 2日目|うつほの杜学園小学校へ(先進的で多様な学びのあり方に触れる)
2日目は、和歌山県田辺市中辺路町にある探究型グローカル小学校「うつほの杜学園」へと向かいました。
同校は、公立小学校の跡地に新設され、国際バカロレア教育を取り入れながら “グローカル” な学びを大切にしている私立小学校です。
豊かな自然に囲まれた場所に、いわゆるオルタナティブスクールではなく、文科省に認可された「一条校」として開校するまでには、並々ならぬ情熱と想いがあったといいます。
設立までのストーリーや教育理念についてお話を伺いながら、校内を見学。子どもたちの「多様な学びのあり方」として大変刺激を受けるとともに、地域の未来を切り拓く取組みを、肌で感じる時間となりました。
振り返り会:ディスカッション
今回の視察は、それぞれの現場での実践や課題を真剣に持ち寄りながら、参加者同士のディスカッションも非常に豊かで、多くの学びにあふれた2日間となりました。
少子化や社会構造の変化など、保育・教育・福祉を取り巻く環境は大きく変わり続けています。だからこそ、法人の垣根を超えて互いに学び合うことは、これからの地域社会を支える大きな原動力になります。
檸檬会はこれからも、ソーシャルインクルージョンの実現に向け貢献してまいります。
▼今回の視察先
・レイモンドこども園(社会福祉法人檸檬会)
https://www.lemonkai.or.jp/school/kodomo/leimond-kodomoen/
・レイモンドハウスⅠ(障がい者グループホーム)
https://leimondhouse.lemonkai.social/
・さかい珈琲 紀の川店(就労継続支援A型)
https://market.leimond.jp/
・うつほの杜学園(和歌山県田辺市)
https://utsuho.ac.jp/