【レイモンド下高井戸保育園】2025年度「ソニー幼児教育支援プログラム」奨励賞 受賞園の取り組み紹介
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先日よりお届けしている、2025年度「ソニー幼児教育支援プログラム」受賞園の取り組み。
第3回となる今回は、奨励賞を受賞したレイモンド下高井戸保育園の取り組みを紹介します。
今回の論文は、園としての取り組みだけでなく、保育者自身がこれまでの実践を振り返り、言葉にすることに挑戦した記録でもありました。
奨励賞
レイモンド下高井戸保育園園(東京都杉並区)
テーマ:「おうちづくり」〜自分たちが入れるおうちを作りたい〜
レイモンド下高井戸保育園の5歳児クラスで実践された「おうちづくり」は、
「自分たちが本当に入れるおうちを作りたい」という子どもたちの思いを出発点に、子ども同士で考え、話し合い、試しながら進んで行った活動です。
素材や構造を工夫する中で、地域のおうちづくりに関わる大人と出会い、対話を重ねていきました。
その過程には、子どもたちの成長だけでなく、保育者自身がともに学び、育っていく姿がありました。
論文を作成したUさんは、園で自分の考えをパートナーに伝える機会が増える中で、言葉だけでなく、根拠や実践に基づいた “共有できるもの” の必要性を感じていました。その思いから、これまで大切にしてきた実践を論文としてまとめました。
<今回の受賞につながったポイント>
◾️ドールハウスづくりから子ども自身が入れる大きな家づくりへと発展していく過程が、丁寧かつ具体的に描かれていた
◾️思考を深めるために意図的に関わる場面と、見守りながら興味・関心を育てる場面のバランスがよく、保育者の姿勢が印象的だった
◾️子どもの「科学する心」を支える中で、保育者自身も「科学する心」が育まれ、ともに探究を楽しむ姿が生き生きと伝わってきた
などが評価されました。
<受賞を受けて(Uさんより)>
受賞を受けて、Uさんの思いを紹介します。
今回取り上げた事例は、私自身にとって特に思い入れの強い実践でした。
そしてレイモンド下高井戸保育園で大切にしてきた保育や、「いいな」と感じていた関わりを改めて振り返る機会にもなりました。
また、今の自分の保育と重ね合わせながら、
「今も同じような保育ができているだろうか」
「当時の反省や気づきを現在の保育に活かし、さらにアップデートできているだろうか」
と、自分自身に問い直す時間にもなりました。
今回の受賞で終わりにせず、次の機会に向け、クラスやチームのパートナー(※)と対話を重ねながら、実践を振り返り、さらに深く掘り下げた内容で論文を書きたいと考えています。
※ 檸檬会では職種・役職・立場を超えて共に生き支え合う仲間として、職員のことを「パートナー」と呼んでいます。
▼レイモンド下高井戸保育園(東京都杉並区)
https://www.lemonkai.or.jp/school/nursary/leimond-shimotakaido-hoikuen/
※レイモンド下高井戸保育園の論文は施設ページよりご覧いただけます。
檸檬会では、現場の実践を大切にしながら、子どもとともに学び続ける保育を重ねていきます。
なお、助成金や賞品は、子どもの興味・関心から始まる探究的な活動を通して、「科学する心」をさらに深めていく取り組みに活かしてまいります。
▼檸檬会「事業紹介」より各施設をご確認いただけます
https://global.lemonkai.or.jp/business/
「ソニー幼児教育支援プログラム」
ソニー教育財団が主催する「ソニー幼児教育支援プログラム」は、「科学する心を育てる 〜豊かな感性と創造性の芽生えを育む〜」をテーマに、全国の幼稚園・保育園・認定こども園などから保育実践論文を募集し、優れた取り組みを行う園を支援する、ソニー教育財団の取り組みです。